アルデックとAgilent Technologiesがシミュレーション環境をリンクESLとRTL間のギャップを埋めるDate: 2012/07/10 Type: ReleaseHENDERSON, Nevada - 2012年7月10日 - 混在HDL言語のシミュレーションおよびハードウェア・アシステッド検証ソリューションのパイオニアであるAldec, Inc.,(以下アルデック)はAgilent Technologies社(以下Agilent)と協力し、FPGA, ASICやSoC開発チームで使用され定評のあるアルデックのデザイン・シミュレーションおよび検証プラットフォームであるRiviera-PROの最新バージョンと、ワイヤレス, RFやDSPアプリケーションの物理層設計においてシステム設計者やアルゴリズム設計者に使用されているAgilentの電子システム・レベル(ESL)デザインおよび信号処理環境であるSystemVueとの新しい協調シミュレーション・インターフェースを提供します。この新しいソリューションにより、ユーザはハードウェア実装とアルゴリズムおよびシステム・レベル設計を、効果的に統合することができます。AgilentのSystemVue Product Marketing ManagerであるDaren McClearnonは次のように述べています。「Agilentのシステム・レベル設計製品がハードウェア・デザインフローと統合されたことにより、システム・エンジニアがVerilogやVHDLのハードウェア実装の問題を解決できるようになると同時に、物理層(PHY)システム・パフォーマンスの高度な表示は維持したままです。我々のR&Dチームはそれぞれが密接に連携し、ベースバンド、RF、シミュレーションおよび単一のシステム・レベルのコックピットでの測定を統合する、高性能かつコスト効率の良い協調シミュレーション・インターフェースを開発します。」新しい協調シミュレーション・インターフェースでは、Riviera-PROの1つのインスタンスだけを必要とし(SystemVueのダイアグラム上のHDLブロック数とは関係しない)、データ型の範囲をサポートし、広範囲なクロスドメインのデバッグ機能を提供します。この密で双方向な統合が、開発プロセス全体を通したシステム・レベルの検証と継続的なテストを可能にすることにより、開発期間と労力を削減します。Riviera-PROの製品マネージャであるDmitry Melnikは次のように述べています。「AgilentのSystemVue協調シミュレーション・インターフェースは、我々の従来のお客様であるハードウェア設計の検証エンジニアへ幾つかのエキサイティングな新機能をもたらします。これにより強力なRFシステム・シミュレータ、RF EDAツールおよびモデル、新しい通信規格の信頼できる参照、さらに必要に応じてテストや測定機器へのリンクを可能にします。現在エンジニアは個々のHDLブロックのコーディング中に、ハードウェアのシミュレーションでSystemVueのコンポーネントを再利用したり、HDLでの実装を検証するテストベンチとしてSystemVueを使用できます。」 供給状況 本インターフェースにアクセスするには、Riviera-PROとSystemVueの最新バージョンが使用できるライセンスが必要です。現在ライセンスをお持ちの方はアップグレードをお勧めします。 アルデックRiviera-PROの最新リリース・バージョン2012.06や、無料の30日間評価ダウンロード、チュートリアル、その他の情報はwww.aldec.com/products/riviera-proをご参照ください。 Agilent SystemVue 2012.06や、無料の30日間評価ダウンロード、ビデオ、その他の情報はwww.agilent.com/find/eesof-systemvue2012をご参照ください。 アルデックについて アルデック(本社 Henderson, Nevada)は、エレクトロニクス・デザイン検証のインダストリ・リーダです。RTLデザイン作成、RTLシミュレータ、ハードウェア・アシステッド検証、デザインルールチェック、IPコア、DO-254機能検証および軍事/航空宇宙向けソリューションといったパテントを取得したテクノロジを提供しています。www.aldec.com AldecおよびRiviera-PROはアルデックの商標です。その他全ての商標または登録商標は当該各社に帰属します。 Media Contact: アルデック・ジャパン株式会社宮島 健 03-5312-1791sales-jp@aldec.com