SoCおよびASICデザイナは、HES Proto-AXI™の複数の機能強化から多大な恩恵を得られますDate: 2019/09/09 Type: ReleaseHenderson, NV, USA – September 9, 2019 – HDL混在言語シミュレーションとFPGAおよびASICのハードウェア・アシステッド・ベリフィケーションのパイオニアであるAldec、Inc.(以下「アルデック」)は、HES Proto-AXI™ソフトウェアの機能を強化し、ハードウェア検証およびソフトウェア検証のためにアルデックのHES™プレシリコンプロトタイプソリューションを使用するデザイナに多数の支援を提供します。 機能強化には、QEMU(オープンソースマシンエミュレータとバーチャライザ)およびSystemC TLMバージョン2.0のサポート、さらにHES Proto-AXI™と3rd パーティツールへの相互運用性を向上させるリソースが含まれます。 アルデックのハードウェア事業部ゼネラルマネージャー Zibi Zalewskiのコメント:「QEMUの追加は大きなメリットがあります。QEMUはHESボードで実行されているデザインまたはアルゴリズムカーネルのAXIトランザクションを生成できるCPUサブシステムをエミュレートします。 このインターフェースは、開発中のアプリケーションのシミュレーション内でも使用することができます。」 同様の恩恵は、SystemC TLMの最新バージョンのサポートです。このトランザクションレベルモデリング(TLM)インターフェースは、一般にアーキテクチャ調査と初期のソフトウェア開発のためにCPUサブシステムのモデル化に使用される仮想プラットフォームの相互接続の標準として採用されています。この機能により、HESボード上で実行されるHES Proto AXI™インフラストラクチャに接続されたデザインコンポーネントを、仮想プラットフォームが実行するCPUサブシステムにリンクできます。 HES Proto-AXI™の最新バージョンは、Xilinx VivadoおよびMicrosoft Visual C++のサポートも備えています。Zalewskiは。「これらはすべて、SoC開発に適した環境を大幅に強化したものです。」と結論付けています。 QEMUサポートの追加は、アルデックの汎用HES Proto-AXI™ソフトウェアに加えられた多くの機能強化の1つにすぎません。 アルデックについて 1984年に設立されたAldecは、エレクトロニクス・デザイン検証のインダストリ・リーダです。RTL設計、RTLシミュレータ、ハードウェア・アシステッド・ベリフィケーション、SoC/ASICエミュレーション・プロトタイピング、デザインルールチェック、CDC検証、IPコア、要求ライフサイクル管理、DO-254機能検証、ハイパフォーマンスコンピューティングおよび軍事/航空宇宙向けソリューションといったパテントを取得したテクノロジを提供しています。 www.aldec.com/jp