アルデックの新しいHES FPGAアクセラレータボードは、HPC、HFT、およびプロトタイピングアプリケーションを 対象とし、「プライスとパフォーマンス」のスイートスポットを達成Date: 2020/05/04 Type: ReleaseHenderson, USA – 2020年5月4日 – HDL混在言語シミュレーションとFPGAおよびASICのハードウェア・アシステッド・ベリフィケーションのパイオニアであるAldec、Inc.(以下「アルデック」)は、高性能コンピューティング(HPC)、高頻度取引(HFT)アプリケーション、および高速FPGAプロトタイピング用の新しいFPGAアクセラレータボードを発表しました。HES-XCKU11P-DDR4は、Xilinx Kintex® UltraScale+™ FPGA、PCIeインターフェイス、および2つのQSFP-DDコネクタ(合計で最大400Gbit/sの帯域幅を提供)を備えた1Uフォームファクタボードであり、速度、ロジックセル、低消費電力、価格間の理想的なスイートスポットを実現します。 アルデックの人気のあるFPGAアクセラレーションとプロトタイピングボードに加わる新製品は、アルデックのFMCドータカード(業界で最も幅広いFPGAメザニンカードであり、最新リリースではFMC-NVMe(高帯域幅、低遅延メモリ拡張カード)が追加されました)とのインターフェイス用のFMC HPCコネクタも備えています。さらに、HES-XCKU11P-DDR4のFMC HPCコネクタはANSI/VITA 57.1規格に準拠しており、同様に準拠した周辺機器に簡単に拡張できます。 アルデックのハードウェア事業部ゼネラルマネージャー Zibi Zalewskiのコメント:「この新しいFPGAアクセラレータボードを開発するときの目標は、パフォーマンス、拡張性、価格の理想的な妥協点を達成することであり、FPGAアクセラレーションを使用して、現在の最先端のコンピューティングやネットワーキングの課題を克服できるようにしました」 新製品名の「DDR4」は、SO-DIMMメモリソケットを介して外部DDR4メモリモジュールに接続できることを反映していますが、最新世代のQSFP-DDコネクタは、ネットワークアクセラレーションおよび有線通信プロジェクトを可能にします。アルデックの新しいボードにあるXilinx Kintex Ultrascale+デバイスは、XCKU11P-FFVE1517(-3スピードグレード)であり、653K システムロジックセル、597K CLBフリップフロップ、299K CLB LUT、トータル21.1Mb BlockRAM、22.5Mb UltraRAM、および2,928 DSPスライスを搭載しています。 Zalewskiは次のように結論付けています:「このコスト効率の高いXilinx FPGAの利点と新しいHESボードの他リソースの利点を組み合わせることにより、さまざまな複雑なエンジニアリングアプリケーションに適したコンパクトで強力な製品を作成しただけでなく、手頃な価格でそれを実現しました 。当社のHES-XCKU11P-DDR4は、ネットワークおよびストレージアプリケーションとともにFPGAコンピューティングアクセラレーションのユニークで革新的な価値提案を表すと信じています。」 アルデックの新しいHES FPGAアクセラレータボードは、HPC、HFT、およびプロトタイピングアプリケーションを対象とし、「プライスとパフォーマンス」のスイートスポットを達成 HESについて アルデックは、Xilinx Virtex UltraScale+、UltraScale、Virtex-7ファミリ、Microsemi PolarFireおよびSmartFusion2ファミリの最大かつ業界をリードするFPGAをベースにしたHES™ FPGA アクセラレータボード の製品ラインナップを提供しています。各ボードは標準化されたFMCおよびBPX ドーターカードコネクタを使用し、簡単に拡張できるように設計されています。 アルデックについて アルデックは米国ネバダ州ヘンダーソンに本社を置く、エレクトロニクス・デザイン検証のインダストリ・リーダです。RTL設計、RTLシミュレータ、SoC/ASICエミュレーション・プロトタイピング、デザインルール・チェック、CDC/RDC検証、IPコア、要求ライフサイクル管理、DO-254機能検証、組込みソリューション、ハイパフォーマンスコンピューティングおよび軍事/航空宇宙向けソリューションといったパテントを取得したテクノロジを提供しています。www.aldec.com